日本語プログラム「なでしこ」で管理業務を効率化
無 馬太…_〆(゚▽゚*) とついついAAを書きたくなる【管理業務】なるものが多々有り。 中でもユニバーサルな書類作成ツールである「excel」を使って、よく分からない書類に名前と日付を書き込んで毎週提出するという駄作業がある。 一つ一つの駄作業は、駄であるだけに数分で終わるのだが、塵も積もると山となり、私のコーヒータイムを圧迫する。 というわけで、以前勉強会に参加したけど、そのまま使ってなかった日本語プログラミング言語「なでしこ」を使って管理業務の簡略化を試みる。
目標
・元になるエクセルテンプレートに、名前と日付を入力して、それぞれの名前で保存。 ・名前と日付は、複数のシートに記入する必要あり。 ・エクセルは、メンバーの人数分作る必要がある。
1. なでしこをゲット&インストール
まずは、本家サイトに行って、ダウソ。 今回は、お手軽なZIP版をダウンロード。解凍したら、フォルダ内の「nakopad.exe」を実行。
実は、インストールもクソもない。これでリファレンス付きの高機能統合開発環境が実行されている。 (;´Д`)スバラスィ …ハァハァ
2. とりあえずHello Worldしとく
プログラマーという人種は、新しい言語を使う場合、とりあえず「Hello World」という単語を出力しがち。 なでしこは、日本語プログラムなので、こんな感じになる。
記述したプログラムは、画面上部の三角矢印をクリックすると、即座に実行される。
3. 駄作業を自動化する。
今回の目的をおさらい。
・元になるエクセルテンプレートに、名前と日付を入力して、それぞれの名前で保存。 ・名前と日付は、複数のシートに記入する必要あり。 ・エクセルは、メンバーの人数分作る必要がある。
というわけで、以下の3ファイルを用意。
- 元になるテンプレートのエクセル -> template.xls
- メンバーの名前を羅列したテキストファイル -> member.txt
- なでしこのソースコード -> da_excel.nako
【プログラムのフローチャートを簡単に…。】
- 保存フォルダを作成
- メンバーリストを読み込む
1 | Jones |
- テンプレートのエクセルを読み込む
[/caption]
- セルに値をセット
- ファイルを保存フォルダに保存。
- 終了
フローチャートを書いたら、後はひたすらプログラミング!! といっても、エディタ左側にリファレンスが付属しているので、関数とかは覚えている必要がない。必要なものをクリックして、挿入すればいい。 なでしこの有志の方が作っていると思われるリファレンスサイトもあるので、大概の操作はググれば分かるのだ。以下は、お昼食べながらフガフガ作ったソースコードです。 簡単です、楽です、API揃ってます。
ソースコード
1 | 今日をyyyymmddに日時形式変換 |
4. 自動化の結果をチェック!
百聞は一見にしかず。実行結果を写真とキャプションで。