CodeIgniterCon 2011に参加してきた
大田区産業プラザにて2/19(土) 9:30〜18:00で開催されました。 私は、15時以降の3セッションに参加しました。 [caption id=”attachment_1381” align=”aligncenter” width=”300” caption=”CodeIgniter Conference 2011 公式サイト”][/caption] まず最初に・・・。 勉強会でメモした内容は、ネットブックのOSごとお亡くなりになりました。(ノД`)シクシク なので、カンファレンスに参加して感じたことを簡単にまとめ書きします。
1. 軽量フレームワークだと言うこと。
スピーカーの方々がよくおっしゃっていた特徴ですが、とにかく「余計なことをしない」フレームワークであるようです。 ソースコードのステップ数もcakephpの3分の1程度とか。チラッと見ただけですが 得にcodeigniter2.0は、ディレクトリ構成も直感的でソースも読みやすそうでした。
2. 軽量だけど必要なものは揃っている
logger, unittest, debug出力等は最低限揃っているようです。開発時にあとから揃えなくて良いので、好感触です。 「徹底入門」という本を、スピーカーの方々が口を揃えて「最高だ」と言っていたので、きっと良い本なのでしょう。 日本ユーザ会が公式ドキュメントの翻訳もやっていただいていますので、資料もそろってます。
3. その他印象に残ったこと。
恥ずかしながら、HMVC (hieralcal Model View Controller)という概念を始めて知りました。要するにMVC構造を階層化して持たせるという考え方なのですが、階層化した一つのMVCセットをテスト専用にするというアイデアは、業務としても使えそうだなと思いました。 ※デフォルトのcodeigniterの機能ではないです。プラグインをインストールしてね。 codeigniterの本家、及びプラグイン等々はbitbucketでソース管理されているので、mercurial必須です。
4. 開発者として思ったこと
mojavi, symphony, cakeとphpのフレームワークを使ってきましたが、軽量で余計なことをしないフレームワークというのは、非常に好感触です。 新規技術者の教育に時間がかからないので、プロジェクトの参入障壁がさがりそう。 個人的には、「軽量で余計なことしない=自由過ぎてみんながグチャグチャにソースを書いていって取り返しがつかなくなる」という恐怖感を覚えました。 最近は、Maven PHPなんかもあるようですので、CodeIgniterとContinuous IntegrationでCICIなんて風にすると、品質も保てて、フレームワークの良さもいかせるかなと。 まあ、どっちにしろ使ってみないと何ともいえないので、とっとと使ってみますw