どうも macOS 12 は virtiofs という爆速ファイルシステムがあるらしい。
そして、そいつを利用した Docker Desktop for Mac が配布されていたので、試してみた。
https://github.com/docker/roadmap/issues/7
前回の結果に、virtiofs のパターンを追加して、Let’s try!!!
基本のベンチマークコマンド
1 | docker run --rm -it -v `pwd`:`pwd` -w `pwd` alpine /usr/bin/time /bin/dd if=/dev/zero of=test bs=1k count=100000 |
ブロックサイズ bs
と 回数 count
を変化させてベンチマークを回す。
1. ファイル同期回数が多いパターン
bs * count | gRPC FUSE | OSXFS | virtiofs |
---|---|---|---|
1k * 20000 | 13.54 | 6.25 | 3.07 |
※単位は秒 |
2. ファイル同期回数が少ないパターン
bs * count | gRPC FUSE | OSXFS | virtiofs |
---|---|---|---|
1M * 20 | 0.17 | 0.16 | 0.29 |
※単位は秒 |
まとめ
virtiofs
は期待できる!
次はウェブアプリでベンチマークを回してみます。
ちなみに、前回の記事は下記
https://blog.hanhans.net/2020/11/28/docker-for-mac-slow-again/