もともと、読書した内容はノートにまとめるようにしていたのですが、最近、思うように読書できないというジレンマを抱えていました。この本は、内容はタイトルそのままで、読書した内容をどのようにノートにまとめるかを中心に教えてくれます。
インプットに悩んでいた自分にもっとも刺さったのは3章です。
- 続けることに意義がある
- メモの品質にこだわらない
これは、実に大切です。読書ノート取り始めていた当初は、この精神だったのに、最近は「いかにキレイにノートをとるか?」に向かっていたと、反省しました。
3章には他にもシビれる記述が多く
本によって、ある程度のところまで連れて行ってもらったら、そこから先へ、少しでも自分の頭で考えることが大事だと思います。
この辺は、ショーペンハウエル先生に「読書について」でぶん殴られたときと同じ気持ちになりました。というわけで、アウトプット指向だった昔の自分に戻してくれる素晴らしい本でした。
本が読めない、積本が減らないって人は一読の価値があります。