PHPerKaigi 2025 に今年も参加してきました。例年であればDay0からDay2の毎日参加して、懇親会+二次会というハードスケジュールですが、今年は前夜祭のみ参加でフィニッシュです。
中野到着!! #phperkaigi pic.twitter.com/2AbDwboSrf
— Ryo Tomidokoro (@hanhan1978) March 21, 2025
パンフレット応募
今年もパンフレットへの記事投稿を行いました。
内容はとしては、実践的な脆弱性対応についてです。Podcastでも少し触れたのですが、そのまんま職場で教育目的に使えるような内容を書きました。たったの8ページですが、脆弱性対応について最低限の知識が得られると思います。
聴講したトーク
The PHPer’s Guide to Daemon Crafting, Taming and Summoning by uzulla
とにかく声が大きい。声が大きいのはいいことだ。実際に見た方はおわかりだと思いますが、映像機材のトラブルで肝心のデモがほとんど見ることが出来ませんでした。そんなトラブルの中、大きな明るい声で上手に場をつなぎ続ける姿は流石でした。御本人は前半部分は面白くないと謙遜しておられましたが、DaemonやSignalの話は、基礎教養として重要です。ジョークっぽい雰囲気を醸し出しつつ、Systemd, Journald, Timer などを丁寧に解説する姿は見事。
映像トラブルの代償として、Day1 or Day2 のどこかで再演があるようなので、チャンスがある方は是非ご覧になると良いです。PHP界隈のカンファレンスではあまり聞くことができないトークだと思います。
DIってなんだか難しい? 依存という概念を「使う・使われる」という言葉で整理しよう by あかつか
続いて、あかつかさんのDIの話を聞きました。タイトルの通りで依存をテーマにしてDI、そしてDIを使用したDIP(依存性逆転)についてです。DIについて、個人的なオススメは「レガシーコード改善ガイド」です。 同書において、レガシコード改善の手法として、依存するクラスを関数シグネーチャーやコンストラクタ引数などの処理の端っこに持ってくるテクニックが解説されています。これにより、テストがしやすくなり、コードの見通しを良くなります。DIを依存関係の整理の観点だけで理解しようとすると、腹落ち感が少なくなるかもしれないなどと、聞きながら思いました。あ、偉そうなことを書いている。
第32回 たけともそん in 西荻窪
Day0のクロージングをブッチして、かの有名なたけともそんに参加しました。横浜の民にとって、総武線沿線は遠い!!!というわけで、こんな機会じゃないと参加できません。参加してみると、メルトダウンへ爆進する@seike460を真横で観察することができまして、非常に満足でした。
まとめ
前夜祭のみの参加となったので、満喫とまではいきませんでした。若干の寂しさはありつつも、PHPerKaigiの雰囲気をできるだけ感じることができたかなと思いました。これから本番「Day1, Day2」です。運営の方々、スピーカーの方々、大変かと思いますが、無事に終わることを祈ります!