Platform Engineering Kaigi 2025に参加してきたわけですが、想像以上に色々と発見があったので、その感想をつらつらと
感想
正直、Platform Engineeringというやつがなんなのか分かってなかった。インフラかな?くらいのイメージだったけど、想像以上に広かった。インフラはもちろん、開発環境の構築&提供、異なるアプリケーションが共通利用する認証基盤・データ基盤も含まれていた。まさしくPlatformだ。恐れ入った。
インフラ環境周りでいうと、全員がナチュラルにK8Sを使っていた。これも驚いた、そんなに自然に使うのか。そうか、オジサンの認識は間違っていた。もうVPC分けて環境なんて作らず、ばっくりK8Sしちまうんだな、そのほうが管理が楽だしGitOpsには都合が良さそうだ。衝撃だ。Backstage, ArgoCD など、聞き慣れない単語がどんどん出てくる、くーーーー、わからなさすぎて楽しいな!!!
とはいえ、組織の構成をモダンな開発スタイルに合わせて変更するのは世の常、騙されちゃいかん。俺は知ってるぞ、横軸チームっていう名前でサイロ化して社内で問題になる集団を…と邪な考えをめぐらしていたが、そんなときに聞いたのがestieさんの発表だ。ぜひ、スライドも見てくれ。
Platformに“ちょうどいい”責務ってどこ? 関心の熱さにあわせて考える、責務分担のプラクティス - Speaker Deck
実に地に足のついたPlatformの話だった。この中で語られるPlatformは全体を支えるために、耳を傾ける開発の良き理解者であって、専横的に開発者を縛り上げようとする問題のあるPlatformではなかった。実際に意地悪な質問もしてみたが、しっかりと開発者の声を聞くという姿勢を答えてくれた。天晴。いいじゃねーか。
というわけで、自分の中でPlatform Engineeringという概念の種がまかれたカンファレンスだった。いやはや、時代は進んでいる。こうしてはいられない。もっと学んで実践せねば。
懇親会
普段とは異なるクラスターのカンファレンスなので、ボッチだった!ボッチを楽しみ、勇気を持って人に話しかけ、大いに懇親させていただいた。ボッチは最高だ。誰とも話せないかもしれない心細さと、そんな中でもなんとか話せたときの喜び。いいね。いつもと違うカンファレンスは楽しい。刺激的。
参考資料
2011年 「ぼっちが懇親会でするべき97のこと」 #97bocchi から積み重ねた【令和7年最新】技術コミュニティ交流戦略2025 - Speaker Deck
中野
うん、やっぱり遠いな。八王子から回っていこうかと思ったくらいだ。やはり横浜北部から総武線沿線は長旅だ。
中野到着 #PEK2025 pic.twitter.com/4MX45fRutN
— Ryo Tomidokoro (@hanhan1978) September 18, 2025
祭
たこ焼きとクレープ。なぜなのか?理由はわからんが美味しいし嬉しかった。なお、たこ焼きは想像以上に熱くて口内をやけどした。いや、美味いんだからいいんだよ。
#PEK2025
— Ryo Tomidokoro (@hanhan1978) September 18, 2025
これがプラットフォームエンジニアリングか… https://t.co/mj7GJxBQGK pic.twitter.com/TxGqBzYmXa
まとめ
BIG感謝だ!来年も行くぞ!