2024-06-14に行われた「設計ナイト2024」に参加してきました。
TL;DR
とにかく、設計の話ってやつは「生」のやつを聞くといいんですよ。そして、それを自社や自分の「生」と混ぜ合わせて成長していくというイメージです。
下手な解説をすると誤解を与えてしまう可能性もあるので、私から言えることは一つです。
「まあ、なんだかよくわかんねーけど、設計ナイトはすげーいいぞ」
各トークの感想、スライドなど
以下、個人的感想などなど
トーク1: ロジックから状態を分離する技術
わいとん さん
詳しくはスライドを見ていただきたいです。さる6/5にカワシマさんのアーキ部で Grokking Simplicity の話を聞いたばかりだったのですが、符号するところも多くて、とても勉強になりました。
「参照の方向を一方通行に揃える」という概念と「Domainロジックを状態から分離する」という2つがとてもわかり易く説明されてました。
https://www.slideshare.net/slideshow/2024-by-ytnobody
トーク2: コンポーネント設計ってなんだろう
yonekubo さん
あ〜、私の苦手な話だなぁという気持ちで聞いていました。
そんななか、一つ持って帰れたものとしては「アウトサイドイン」という言葉でした。自分は分析から入っていくアプローチが弱いんだなという認識ができました。このアーキテクトの教科書という書籍も出版されるということで、苦手な能力を高めていきたいという気持ちにさせていただきました。
https://www.docswell.com/s/tyonekubo/K24XP9-component-design
トーク3: なぜそのDDDは効果が薄いのか?名ばかりDX案件での経験を踏まえて培った他の思考を交えた現代風?のDDD
yu_mi0825 さん
DDDの話か、じゃあ俺には分からんかもなと思ったら、現場のリアルな業務改善の話で、めちゃくちゃ刺さりました。
登壇内で業務改善原則(ECRS)や制約理論(TOC)などが紹介されていたので、早速書籍を購入しました。いやー、やっていきだなという気持ちになるお話でした。
トーク4: オブジェクト指向考古学: 人類は再び DCI の夢を見るか
a_suenami さん
すえなみさんの話は、いつも分からんくてすまんですという気持ちですが、今回もでした!(俺が悪いんですが)
コプリエンさんが出てきて、Roleの話が出てきたあたりで迷子です。下記は、迷子の私が書き留めたメモです。
Data, context and interaction - Wikipedia
- Data Context Interaction -> アルゴリズムの境界と、データの境界は異なる
- Object-oriented role analysis and modeling
- Role は why の abstraction….
- ロール指向は、言語機能に依存しない方法だという。
- ロールモデルは、ドメインモデルに近いのかな??状態を外から注入されて動作する純粋オブジェクト?
LT
LTについては、それぞれ一言感想
LT1: yuuki_takezawa / コミュニティ/カンファレンス運営を支援する社団法人を設立する話
いつまでもあると思うなカンファレンス
LT2: 鈴木まー / Railsでクリーンアーキテクチャを考えてきた
Laravel使いのPHPerたちにも共感が得られるでしょう
LT3: rukiadia / やらない事を決める設計
そう!やらないの大事!
LT4: ナカミチ / 良い開発のためにまず組織を設計せい
っていうか、みんなコラボせーやと。まじでそう。
https://speakerdeck.com/ichimichi/liang-ikai-fa-notamenimazuzu-zhi-woshe-ji-sei
LT5: 管理データと公開データのデータストアを分けてみたら良かった話
アーキテクチャーが安全性を担保するってのは大事な考えですね。