前からやってみたかったのですが、 “分解OKな壊れたMagic Keyboard” を同僚から入手できたので、ついにやってみることにしました。最終系のイメージは「Macに指紋認証を外付けする」です。
Touch ID専用ケースの作成
今回、もっとも難易度が高かった手順です。参考記事ではお知り合いに3Dプリントしてもらっていますが、私には3Dプリンターを持っている知り合いがいません。いや、厳密には何名かいるのですが、事情を話して協力してもらうのが若干面倒くさいというか、アレです。
オンラインの3Dプリンターを利用するにあたって、必要になるのはモデルのファイルです。当然、私には作成する能力はないので、オンラインで探します。たどり着いたモデルがこれ。
Wired Touch ID case by Wiz | Download free STL model | Printables.com
ポイントは「各部品が独立したファイルに分かれている。薄すぎるパーツがない。」です。上記サイトには他にもTouch IDケースのモデルファイルがあるのですが、3Dプリントサービスの審査でことごとくはじかれてしまいました。
利用したオンライン3Dプリントサービスはオンライン 3D プリント サービス | カスタム 3D プリント部品 - JLC3DP です。審査が通って、入金を済ませると、数日後に現物が届きます。非常にスピーディーでした。
注文の詳細
もし、同じようにJLC3DPで発注する場合は、下記の詳細のとおりに発注すれば、審査が通るはずです。モデルに一部薄い部分があるせいで、発注画面において「失敗するリスクを許容する」みたいなチェックボックスが出ます。当然ですが、許容する方にチェックしておいてください。
出来上がったモデル
SLAっていうのは、レジンを固めて作るやつらしいのですが、非常に滑らかで綺麗です。リスクありと指摘されていた薄い部分もきれいです。
Magic Keyboardの分解
一番、難しそうなのがコレです。めちゃくちゃ参考になるnoteがあったので、それを見ながら分解します。
Magic KeyboardのTouch IDモジュールだけ摘出してみた結果便利すぎた。 / マンデーAFJ 2025年5月12日号|虎豆しば2号
個人的なハマりどころ
- 裏側の白い板を単体で剥がすのが難しい。(黒い基盤がついてきちゃう)
- 星型の特殊ドライバーが必要。
- フレキが細いのでプラスチック・木製のピンセットが有用
白い板がはがせたら、あとはネジをもれなく外すだけで簡単に分解できます。両面テープがいっぱいついているので、フレキをちぎらないように丁寧に作業しましょう。
完成品
分解が終わったら、Touch ID ケースに収納すれば終わりです。ケースの蓋を固定するためのボルト・ナットはどっかで買ってこないとないので、とりあえずはハメてるだけです。
Lightingケーブルでつなぎましたが、普通にLock解除できます。大成功です。
今回出力した3Dモデルは、バッテリーのスペースはありません。バッテリー付きでBluetooth接続などしたい場合は、他のモデルファイルを探すことになるでしょう。私はもともと有線接続で使っていたので問題なしです。